「6人で誓った夢」が現実になる日まで
2018年1月17日 デビュー発表会見
2018年3月15日 シンデレラガールお披露目イベント
2018年5月23日 King & Princeデビュー/1stシングル『シンデレラガール』発売
2018年8月10日 King & Prince First concert tour スタート
2018年10月10日 2ndシングル『Memorial』発売
2018年10月26日 岩橋玄樹 活動休止のお知らせ
いわちがお休みしてからも、King & Princeの勢いは止まらずにどんどん広がっていった。
5人のポテンシャルありきで作られた曲や衣装が増えて、5人のKing & Princeが気づいたら5人が醸し出す空気をもとに創られた世界に包まれていった。
でも、5人がいわちの存在を大切にしていて、King & Prince=6人、俺たちは6人だってここまで折にに触れて言い続けていたから、新しくファンになった人たちもいわちの存在や「ピンク色の意味」「ティアラという愛称の意味」がある程度は浸透していたと思う。(身近に該当する知り合いがいる訳ではないのであくまで肌感覚だけど)
いつかいわちが表舞台に帰ってくることを5人はずっと待っている。そんな5人の姿勢を感じていたし、自分自身もいつになっても良いからいわちがいけると思ったタイミングでまた6人の活動を見れたら良いなと思っていた。
でも、いわちが復帰するならどのタイミングなのか、一人のファンとしては正直分からないところまでKing & Princeの存在が大きくなった気もしていたし、どこかで日々うっすらと何かしらの覚悟は持ちながら応援していた。
ついにその日はきた。
2021年3月29日 18時15分
King & Princeファンクラブ メール伝言板 2021/3/29号
「ファンの皆さまへお知らせ」
このタイトルで届いたメールにいい予感は何もない。
FCページを開いたら、3月31日をもっていわちがKing & Princeから脱退し、事務所を退所することをお知らせしてくれる5人の動画が上がっていた。
6人の活動復帰を待っていたファンに対してはちゃんと誠意をもって感謝と謝罪の気持ちを伝えてくれながら、でも、いわちの意志を最後まで一番尊重した話し方で。「親友、友達、戦友」言い方は様々だったけど友達の意味合いの言葉が10回も出てきて。
最初から最後まで大切な仲間を守りぬく、King & Princeらしい動画だった。
動画の中では、
・いわちと6人でしっかり話し合ったこと
・今回の決断についていわちがきっかけを作ってくれたことに感謝していること
・笑顔で話せたこと
というとても大切なことを教えてくれて、
それだけじゃなく、いわちがKing & PrinceのFC会員だからこの動画を見てるはずだ!!!メッセージ送るぞ!!!って5人順番にいわちに届けたいメッセージをファンにも共有してくれた。
ファンを置いてけぼりにしないで、6人のキャッチボールの間に最後の最後に、仲間に入れてくれてありがとう。
(感情がぐちゃぐちゃなので文字にすることで気持ちを整理したいと思って、このはてブを書き始めたんだけれど「ありがとう」と打ちながら、また涙が出てくる自分にやや引き気味)
みんないつものMCみたいなテンションで話そうとしたり、未来に繋がるような前向きな言葉を使って、湿っぽくならないようにしてるんだろうなって気持ちが伝わってきて。
だから6人からのメッセージをちゃんと正面から受け取ろうと向き合おうとしたけれど、
動画の5人を見ていたら、
「6人の絆は変わらないんだなあ」
「本人たちが一番必死になってKing & Princeを守ろうとしてたんだなあ」
と感じてしまって、そんなふうにメンバー必死が守りたかった形が叶わない事実がとても辛くなってしまった。
あと「脱退」という言葉を自分ごととして感じて、文字として受け取るだけでなくメンバーの口から発せられた言葉が音として身体に入ってくると、ものすごく重く、深く、心に刺さった。いつまでも夢を見てはいられないんだと現実を優しく、でも確実に突きつけられて、自分でも想像以上にダメージを受けているみたい。
誰かのせいじゃないからこそ、辛い。
いわちが今回の件の報告で「自分の心の弱さから皆さんとの約束を果たすことができなくなってしまったことを、心から申し訳なく思っております」と書いていたけど、あなたの心の弱さのせいじゃない。
誰だって弱さを抱えてる。
でもその弱さの形、大小、強弱は全員違う。
いわちは自分の体にはちょっと大きすぎる”弱さ”を抱えてしまっただけ。
その分、人一倍、ファンの心の機微に敏感な人だったと思う。
メンバー紹介ラップ曲♩We are King & Princeにある通りまさに、”1000年に一度の逸材でキュートで小悪魔なプリンス”だったアイドル・岩橋玄樹くん。
本当に本当にお疲れさまでした。
当時、いわちに対して距離を縮められずにいた廉くんに対して「廉!廉!」って年上らしく呼びかけて可愛がろうとしてくれて、ありがとう。
実際の本人同士の関係性はわからないけど、廉くんが「げんさん」呼びや「玄樹」呼びに変わったこと、とても嬉しかったです。
他のメンバーとの関係性は言わずもがな。みんな、いわちのことが大好きだったね。
どの会場でどんな場面でも、♩Prince Princessが流れ出すと思わず踊りだしちゃうし、一気に心が穏やかになる。
“誰もがこの星の大切なPrince Princessなんだよ“、とそっと背中を押してくれる不思議な力がある曲。この曲は、いわちの天性のアイドルらしさやヒーリングパワーを具現化したものだったと思っています。
この曲を聞くたびに、ラベンダーカラーの衣装を着てステージに立つ可愛らしいあなたの姿を思い出すのでしょう。
勝つんだWINの廉くんといわちで向き合っていた2人パートや、シンデレラガールの「だけどやっぱいざとなると帰りたくない」を廉くんが歌うたび、THEアイドルを貫いたあなたの存在を思い出すのでしょう。
どうか、思い出すことを許してほしい。
そっとしておいてほしいかもしれないけれど、思い出に残っているあなたの姿は消さずに私たちファンの心の中に残させてほしい。
いわちがお休みしないで済む未来はなかったのかな、とたらればの未来を考えてしまうことも、もうしばらくは許して欲しい。
どうかこの先の人生も、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、そして神宮寺勇太と共に、同じ時代を生きて、支え合って、笑顔で過ごしていってください。
私たちファンの想いを汲んでくれとか、背負ってくれなんてことは全く思っていません。
とにかく、今実現できる限りの最善の方法で6人が人生を共に過ごしていけますように。
きっと5人もこれまでたくさんたくさん頑張ってきたよね。
ずっとKing & Princeは6人だと発信し続けてくれてありがとう。
時には言葉で、時にはライブの演出で「俺たちは6人です!!!」と表現し続けてくれてありがとう。
そのおかげで救われた人たちがたくさん居たはずです。
この先、表舞台に立つのは5人になるけれど
King & Princeが目指す場所は「6人で誓った夢」。
その夢が現実になる日を、King & Princeと共に迎えたい。
岩橋玄樹くん、たくさんの希望と愛と思い出と、優しい約束をありがとう💐
“5月23日はシンデレラガールデー”
結局ここまで書き切ったものの感情は全然整理がついていない。
King & Princeがこれからも大好きだし、
いわちと5人にはたくさんのありがとうを伝えたい。
この言葉に尽きるみたいです。
「6人で誓った夢」=「世界進出」
とても大きな目標で、デビュー会見の時は現実味がわかなかったけれど、今は強く思う。
現状は前代未聞の新型ウイルスに阻まれているけどこの騒ぎが落ち着いた頃には、きっと、必ず、世界中から愛されて愛を届ける人たちになるはず。
そんなKing & Princeの姿を見届けたい。
どうか、これからもKing & Princeの笑顔を見守っていけますように💐